かわらばん
写真の話
2021-07-01
コロナ禍ではありますが、このところは徐々に写真撮影の年間スケジュールをこなし始めています。
先月6月は雨が多く天気が目まぐるしく変わる時期ですが、写真撮影には魅力的な月でもあります。
田植え前の水張・代掻きの時、いたるところの田んぼが一斉に大きな水鏡に変わります。田染の荘や玖珠盆地、湯布院盆地に出かけます。山や建物がそれに映り込み美しいシンメトリーを作りだします。
夜は蛍が飛ぶスポットへ出かけます。地元耶馬渓や山国の絵になる風景をバックに30秒から120秒の長秒露光を行います。その間に飛び回った蛍の光が全て1枚の写真の中に記録されます。
また午後6時を過ぎても明るく、少し湿気の多いこの頃は、ドラマチックな空が見られることが多い特徴があります。雷雲や入道雲、時にはうろこ雲に夕焼けが乗って、山国川添いの土手が、さながら宮崎駿作品の舞台になります。
さて7月はと言うと、夕立の前の空と稲妻。例年なら中津祇園に日田祇園、各地の花火大会と大忙しですが、今年もあらゆる行事が中止・縮小が決定しとても残念です。
7月は商事にとっては決算月、さああと1か月全員で力を合わせてよい決算にしましょう。
三信商事
瀬戸間 博