かわらばん
定年挨拶
2024-11-01
わたしは2003年(平成15年)2月に中途入社し、今年7月をもちまして還暦・定年を迎えることができました。21年もの間、この仕事を続けることができたのも、皆様方のおかげだと思っています。
三信グループに入社と同時に三信商事に出向扱いで、仕事を始めました。当時はにぎやかで、隣の部屋には三信管工の事務所があり商事部門とならんで管工事部門も大きな売り上げの柱でした。
当時の商事は中津豊前中心の営業で、下毛方面は手薄でしたので、私が下毛中心に営業を行い、ほぼ飛込みのような形で名刺を置くこと、顔を覚えてもらうことからの仕事でした。そのうちに段々認知され売り上げも上がるようになり、大きな売り上げを取れるようになりました。
しかし時代は市町村合併にともなう合理化の波のもと、当時経営状態のよくない実力のない建設会社がバタバタと廃業倒産し、商事の売り上げの中心だった建設会社もいくつも無くなりました。経営状態のいい建設会社は材料仕入も厳しく吟味します。材料卸商社も吟味されます。何が言いたいかというと、いい建設会社には強い商社が集まります。そういう商社と競争しなければいけません。でも薄利多売の商売を続けても長続きしません。
今までの商売のやり方にさらに磨きをかけ少しでも高収益をとれる仕組みを作ること、それとどこもやってない新規の分野の構築・育成することが必須で、それがないと生き残ってはいけないと思います。今後はいろいろとそういった商材・仕組を模索していきますので、もう少しこの会社がいい方向に向かっていけるよう、もうしばらく一緒に仕事をさせてください。
三信商事
瀬戸間