かわらばん
日曜日のコンサート
ある日曜日のお昼さがり、小さな教会でピアノソロコンサートが開かれました。
その教会には、以前から一台のピアノが置かれていたのですが調律がとても困難な程古かったようです。
そこで教会の信者さん、神父さんは、ピアノが与えられますようにとお祈りをしました。
すると、ピアノの調律師さんが、この教会だったら納めても大丈夫だろうということで日本製の今では数台しか残っていないというグランドピアノを納めました。鍵盤は、象牙だそうです。そのピアノの杮落しということでピアニストを招いてのソロコンサートでした。
ピアニストは、全国各地でリサイタルを行うなど活躍されている方だそうです。曲目は、教会なのでバッハの「主よ、人の望みの喜びよ」と誰もが耳にしたことがある曲からはじまり、シューベルト、モーツアルト、ラヴェルなど十数曲ほど演奏してくれました。どれも、有名な曲ばかりでしたので1時間位の演奏でしたが聞き入っていました。また、ピアノも心地よく響いていました。大きなコンサートホールのオーケストラも迫力があって良いのですが、小さな教会のピアノソロも心静かに響いてきます。
ある日曜日のお昼さがりは、優雅なひと時となりました。
努力の天才
♪山川穂高 ここで一発 高らかにアーチ描こうぜ
みんなの願いバットにのせて 飛ばせ 遥か彼方まで♪
(埼玉西武ライオンズ 山川穂高選手応援歌)
2019年4月24日 ZOZOマリンスタジアム「千葉ロッテマリーンズVS埼玉西武ライオンズ」の試合
西武 山川穂高選手が第一打席で打った9号ソロホームランは、彼の応援歌の歌詞のような
レフトスタンド上段の照明付近を直撃する、推定飛距離145mの「あわや場外」の特大アーチでした。
沖縄県出身の山川選手は、岩手県の富士大学からドラフト2位でライオンズに入団、今年6年目。
昨年のライオンズの4番を打ち、チームメイトの浅村栄斗選手と打点王を争い、
結果47本のホームランを打ち本塁打王、パ・リーグMVPに輝いた、ライオンズ優勝の立役者です。
山川選手は野球だけでなく、書道8段・趣味はピアノ演奏という、才能の塊。
書道は中学三年生で8段を取得、ピアノは高校野球を引退したあとのたった半年しか習っていないというから驚きです。
おかわりくんこと中村剛也選手にそっくりな太い体型、沖縄出身らしい陽気な性格、オラオラ系の態度・・・そんな風貌からはイメージできないほど繊細で努力家。そして自他共に認める「練習の虫」。
2017年のある日、まだ山川選手が一軍と二軍を行ったり来たりしていた頃、ある一人の先輩が
打撃練習にきた山川選手にこういったそうです。
「お前は練習をしなくても打てる選手かもしれない。
でも、もっと練習をすれば、誰もお前に勝てなくなるよ」
そのコトバが、彼の心にストンと落ちたそうです。
ホームラン王になろうが、MVPを獲ろうが、決して天狗にならず、試合が終わった後も室内練習場で数時間打撃練習をしてから帰路に着くそうです。
単に上手くなりたい、だから練習をする。
練習をすればうまくなる。そして今でも、練習をすることはやめない。
努力を怠らない山川選手の姿を知り、はたして自分はどうかと胸に手を当てて考えてみる。
うん。・・・・私もがんばろッ!!!
独 り 言
私が最近気になること
60年の節目
社会人となって約40年、振り返れば 「結婚し子供が生まれ、子供の成長と、子供の巣立ち」アッと言う間に時間が過ぎた様な気がします。
まだ、子供が高校生の15年程前に叔母さんから「子供にお金もかかるし、仕事も大変やろ。でも大変な時が一番いいよ、頑張りよ」と言われたことを思い出します。
日常生活に追われお金の心配をし、仕事も忙しかったけど、充実した期間だった様に感じます。
60歳からの新たな生活・仕事を充実したものにするため、社会の変化にも意識しながら余裕をもって行動したいと考えています。
その第一歩に、今年はスマホでも購入して、最先端の機器に触れ感覚の衰えを防ぎ、多くの本を読んで頭の衰えを予防し、ウォーキングで筋肉量を維持する。
忙しく・楽しい60歳になれる様に頑張ります。