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株式会社三信建材社
〒871-0006
大分県中津市大字東浜1105番地1
TEL.0979-22-2830
FAX.0979-23-3830

プレスセメント瓦・セラミック瓦(ゆきち瓦)・製造販売施工
CP材(高断熱性耐火材料)、セメント、衛生陶器、太陽光発電システム、その他一般建材の販売、内装仕上げ工事の設計・施工、上下水道衛生工事の請負

 かわらばん

社内の隠れエッセイストたちのお部屋です。 毎月お楽しみに。
 毎月お楽しみに。
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「ご挨拶」

2011-04-01
このたびの東北関東大震災におきまして、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。そして、被災地の一日も早い復興と、被災者の皆様の一日もはやい生活の回復を祈念いたします。
 
九州北部の建築業界でも、震災後、一部の建築資材が調達出来ない、今後の調達納期は分からないという状況となっており、現在進行中の物件の商品確保も滞り、新規の物件には着工しづらい状況となってきています。
 
私ども建材店としては、受注物件の商品状況、今後の見通しを出来るだけ早く、正確にお客様へお伝えし、メーカーの被災状況、また被災地復旧のための商品の優先供給の状況にもご理解をいただきながら、お客様へかかるご迷惑を出来るだけ小さくしていく努力をしてまいります。
 
「安心、安全な家は、そこに生活する家族を明るく、豊にし、ひいてはその地域を元気にする。」と信じています。

被災地でご苦労なさっているみなさまの一日も早い、生活の場の復旧を心より願うとともに、そのための協力をしていきたいと思います。
 
株式会社 三信建材社
代表取締役 大家 覚

「変化」

2011-03-01
年齢を重ねてくると、体・心に変化が生じてきているのを、最近感じています。
体でいえば、夜9時過ぎには睡魔がおとずれていたり、髪には白いものが混じってきたりと、見た目にもわかるような変化です。そして、心の変化は去年から感じてきていました。
一番の変化は、急に家の仏壇に手を合わせるようになったことです。我が家の座敷は、薄暗く、正面には大きな仏壇、左上には喪服を着た祖父母とわたしの知らないご先祖様の遺影が見下ろすように、飾っています。幼いころから、座敷はわたしにとって恐怖で、襖はいつも閉めていました。ところが去年の夏頃、襖をあけ、床の間や畳を水拭きし、きれいになったら、お花やお菓子を供えたりしていました。それ以降、殆ど毎朝、起きたらご飯・水を供え蝋燭に火を灯し、線香をあげ手を合わせるようになり、夕方家に帰れば、朝供えたご飯と水をさげ、また蝋燭に火を灯して今日一日無難に過ごせたことを感謝しているのです。これってわたしだけでしょうか?年齢を重ねてくると、座敷への恐怖感がなくなってきた変化を感じています。何かの本に「人の最も美しい姿は、合掌しているときである」というようなことが書いてあって、仏壇の前で、背筋を伸ばし合掌している今の私の姿は美しいとナルシスト的な思いを少しもちながらお参りしている今日この頃です。

三信商事㈱
Y.T.

「紅葉と山芋」

2011-02-01
昨年の11月末から12月末までの1ケ月間は色々な山や丘に山芋掘りに行きました。
山芋の蔓は木の枝に巻きついていて、木の枝と蔓を見分けるのが難しく、近づかないとわからないので、山を登ったり下ったりと探すのが大変でした。
一人で山芋掘りに行く場合は、道に迷って遭難や崖から転落等の事故に気を付けなければなりません。人の出入りしていない山は荒草木がボーボーと茂り、道なき道を進まなければなりませんので大変ですが、大きな山芋が掘れた時は、疲れや苦労も吹き飛びます。
親父が生きていた時は安心院や豊前の山々を回り、多い日には二人で10kgも掘ったことがありました。今では親父との良い思い出です。
12月中旬、いつもの様に山芋を掘りに山に入って行き、しばらく山道を歩いていると、いつもと違う風景に出合い、回りを見渡すと木々が紅葉しており、また鳥の澄んだ囀りと草木の自然の音には感動しました。大自然を独り占めした気分になりました。
今回、掘った山芋の頭を持ち帰り工場のある場所に植えています(場所は秘密)。3年後には収穫できると思われますので、その時は工場で山芋ステーキのパーティを開きますので
 みなさんお集まり下さい。
東浜工場
M.U.

「新年のご挨拶」

2011-01-01
あけましておめでとうございます。
 
お取引頂いているみなさま、昨年は本当にお世話になりました。
 
 
2010年は取り巻く状況も厳しいまま、一部業界では、家電・住宅のエコポイント、エコカー補助金と減税等の後押しもありましたが、これらも縮小、終了し、これ以外にも円高の急進、中国、ロシアとの領土問題についても国の無策ぶりに、「大丈夫なのか?」と首をかしげることの多い一年でした。
 
「会社の経営も柔くないのに、国の心配までしなきゃいけないのか」と思った方も多かったと思います。
 
 
こんな時だからこそ、原点回帰をと思っています。
 
当社の会社スタートは昭和22年、戦後の荒廃した国土を眺め、人の住む家を沢山建てようと、地域の建築業の皆様と一緒に、「安心、安全な家は、幸せな家庭を育み、地域を豊にする」ことを目指してはじまりました。特に屋根工事、そして昨今の屋根上設置の太陽光発電システムの販売・施工は当社の大黒柱だと自負しています。
 
本年も是非皆様と一緒に前進出来るように、社員一丸となり頑張ってまいります。
 
 
 
  平成23年元旦
  株式会社 三信建材社
  代表取締役 大家 覚

「東京だより Vol.1」

2010-12-01
父、影木荘一郎の三回忌からちょうど1か月後に、首都高速道路、新宿―渋谷線のトンネルを見るために主人と車で出かけました。
我が家からほんの5分のところです。しかし、これが話題になっていたこともあり、うちの近所まで大渋滞が起こっていました。
私達は、トンネルを通りたいだけで、別にどこに行くということではなかったので、ゆっくり渋滞にはまってみました。
そしてその渋滞のおかげで、三信建材社の手がけられました美しい白い耐火壁をゆっくり見ながら車を走らせていますと、やはりこみあげてくるものがありました。
父は、どんなにこれをみたかっただろう。
 
東京に新名所が出来ると、父から私に必ず「連れて行け」と連絡があり、その連絡のひと月以内には1泊でも上京していました。
最後に連れて行けたのは、父の職場があった東京丸の内の新東京ビル。昔と変わってモダンになったビルを楽しそうに見上げていました。そして、その後も東京には続々と新しいものができました。

東京最後の地下鉄と言われる渋谷―池袋間の副都心線、六本木ヒルズ、表参道ヒルズ、赤坂サカス・・・
本当は私も、父譲りの新しもの好きで、そのような場所に初めて行く時は心躍っていたはずなのに、最近は新名所ができるたびに、そこに父を連れていけない、と切なくてたまらなくなってきます。
とどめは先月、羽田空港に新しくできた新国際線ターミナルに行った時のことです。羽田空港という場所にも父は勤めていたことがありましたから、出来た瞬間に、絶対に一緒に見に来たはずなのに。これこそが、一緒に見に来たかった場所なのに!
 
しかし、しばらく新ターミナルから離陸する飛行機を見ているうちに、それらの飛行機が父の所に、東京の新名所を乗せて見せに行ってくれているような気がして、切なさも同時に飛んでいきました。
これからもどんどん新しいものができる東京。2012年にはスカイツリーも完成します。皆様、東京にお越しの際は、一緒に新名所見学しませんか。お付き合いいたしますので、ぜひお声かけください。
 
古賀 容子
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