本文へ移動
株式会社三信建材社
〒871-0006
大分県中津市大字東浜1105番地1
TEL.0979-22-2830
FAX.0979-23-3830

プレスセメント瓦・セラミック瓦(ゆきち瓦)・製造販売施工
CP材(高断熱性耐火材料)、セメント、衛生陶器、太陽光発電システム、その他一般建材の販売、内装仕上げ工事の設計・施工、上下水道衛生工事の請負

 かわらばん

社内の隠れエッセイストたちのお部屋です。 毎月お楽しみに。
 毎月お楽しみに。
RSS(別ウィンドウで開きます) 

「盆を迎えて」

2014-08-01
 お盆が近づきますと、遠くに旅立ったあの人、この人を、そこはかとなく次々に思い出します。家まわりを清々しくして、その方々をお迎えする気持ちになるものです。
 
 影木が亡くなって6年。その6年の間にも何人もの人を見送りましたが、その亡くなった人々を空のどこかでニコニコと出迎えている彼を容易に想像してしまうのです。閻魔様が待っているよりいいでしょう?
 
 昔から言い古されたことですが「外に出れば7人の敵がいる」と。ところが、ニューヨーク、成田、バンコク、東京、中津と住む場所、働く仕事が変わっても、彼が人の悪口を言うのを、とうとう私は一度も聞くことがありませんでした。罵倒、意地悪がどんなにありましたことか。
彼が男女、老若に等しく公平であったことを認めます。
余談ですが、私はいい人と人の役に立たない人を厳しく峻別して、どんどん悪口を言います!! 要注意です!!
 
 最近、ある山登りの名人が言った言葉を、ちょっとおもしろいと思い書き留めました。「準備。鍛錬。忍耐。判断。」じっとこの四つの、順を追った立派な熟語を見つめて思ったのですが、多分これ等は影木の人生の指針ではなかったように思えます。ただし、読書の量と内容の整理は半端じゃありませんでした。
 
 影木の意志決定は“今” 過去にも未来にもない“現在の決断”が彼の特技だったと思うのですが、皆様はどう思われますか?
 
 影木作「三信の社歌」~替え歌です。
 古い瓦よさようなら
 トーキ瓦よさようなら
 黄色いサンシン 輝く屋根に
 空のはて
 今日もわれらの 夢をよぶ
 
 父も見ました 母も見た
 兄も見ました わたくしも
 黄色いサンシン 輝く屋根に
 なつかしさ
 見れば涙が またにじむ
 
*生きている間、楽しい人でした。生前お世話になりました。
 七回忌を終えた2014年の盆を境に、これからは過去を振り返らず、皆様のご活躍を祈ります。

監査役 影木正子

「少年野球」

2014-07-01
最近自分でも驚くぐらい子供の少年野球に熱中している。
さかのぼる事1年半前、小学5年生だった長男が野球を始めた。5年生から始めるというのはまわりの子供たちに比べると遅いほうであり、練習についていけずに辞めるのではないだろうかと心配していた。しかし、親の心配とは逆に当の本人は毎回の練習が厳しくても楽しくて仕方が無く、一つの愚痴も言わずに通い続けていた。決して上手ではないが練習をこなしていくことにより日々たくましく成長していった。あれから1年半が過ぎ、いまでは最上級生の6年生。まだまだ他の6年生たちに比べると技術で劣っているが、ときにはスタメンで試合に出場できるまでになった。
ちょうど2ヵ月前、心に残る試合があった。
それは全国大会に繋がる地区予選。前日の準々決勝を同点タイブレークの末逆転勝ちし、勢いそのままに臨んだ準決勝戦。練習試合では勝ったり負けたりと緊迫した試合をする相手。
 
控え選手だった息子の出番が突然おとずれた。
2対3のビハインドで迎えた4回裏。90分ルールがある試合では時間優先で、90分を超えた回でゲームセットとなる為、残されたチャンスはあとわずか。2アウト満塁で一打逆転の重要な場面。かたずをのんで見守る中、代打の声が・・・
まさかとは思ったが出てきたのは息子。
必死に肩で深呼吸をしながらバッターボックスに向かっていく息子より、心臓が口から飛び出そうなくらい緊張した瞬間を迎えた自分がいた。
2-2と追い込まれた5球目。打った打球はショートへの強い当たり。ショートのグラブをはじきもたついてる間に3塁ランナーはホームへ。打った本人は必至のヘッドスライディング。きわどいタイミングではあったが、結果はおしくもアウトの判定。
まわりからタメ息が聞こえる中、アウトではあったが、必死にセーフになろうとヘッドスライディングをした息子を誇らしげに思った。
残念ながらこのまま逆転する事が出来ず、試合に敗れた。
 
帰りの車の中。こらえる涙を止める事が出来ず大粒の涙を流している息子がいた。勝ち負けのスポーツにタラ・レバはない。こうしていたら、ああしていればと何度も思い返していたが勝敗は結果として受け止めなければならない。勝負には敗れたものの負けて得た事が大きかった試合だと思い返している。
 
願わくはこのまま野球を辞めることなく中学、高校と続けていき、いつの日かあの時流した悔し涙が歓喜の涙に代わる瞬間をこの目で見てみたい。
 
中津支店 H・M

「☆カープ女子はじめました☆」

2014-06-01
最近、巷でカープ女子が急増中である。
 
広島東洋カープといえば、原爆からの復興の象徴として広島とともに歩んできた。
広島の平和資料館の年表にも、カープのリーグ優勝だの日本一だの記録されているほどだ。経営難の時は市民がお金を出し合い球団を支援して、限られた資金の中で選手は厳しい練習をして生え抜き選手を育成。その育成能力、スカウトの目は12球団でもトップクラスだと思う。
 
そんな広島カープ。実は平成3年にリーグ優勝をして以来22年もの間優勝から遠ざかり、Bクラスの常連である。そして去年16年ぶりにAクラス入りを果たしたのだ。
だからいまどきのカープ女子は、強かったカープを知らないのだ。
 
筆者の母は元祖カープ女子である。その母はこう言う。
「強かろうが弱かろうがカープはカープ。強いカープもいいけど、ドラフトで入団した若い選手を立派に育成していくスタイルがいい。年俸も決して高くないのに、金満球団に勝った時の快感がたまらない!」
 
負けたからといって他球団からかき集めてオールスターみたいなチームを作るようなことはしない。
金銭的に決して恵まれた環境とは言えない中でも、ひたむきに頑張る選手に感銘を受け、応援したくなるというのだ。
 
・・・と、カープについて熱く語ってしまったが、筆者はライオンズファンである。
貧乏球団が若手を育成し、他球団へ流出してもまた育成していくチーム事情はカープと同じ。今年は母の影響と流行りにのっかって、遂にカープ女子デビューを果たしました。
 
いつの日かライオンズとカープの日本シリーズで戦えることを夢見て。
 
宇佐支店 C・K

「蔓の上がるのが待ち遠しい」

2014-05-01
平成23年12月上旬に、山芋の種を東浜工場内の庭園に100個程度まきました。
その結果25年11月に30本程、蔓が上がってきて、生長している事が確認できました。山芋は、本来天然の植物であり天然芋の蔓を探すのは大変な苦労です。今年は、種をまいた周りを草刈して、蔓を見つけやすくしました。沢山の蔓が上がってきているか今からワクワクして庭を見ています。
 
山芋が収穫できるのは、植えてから3年以上が必要です。今年がその3年目に当ります。蔓が上がってくるのが6月上旬頃なので、今から待ちどうしいです。土の栄養分と、自然の恵みを受け、大きく生長してくれることを期待しています。また、今年の冬も天然の山芋を掘りに行き、山芋の種を持ち帰りたいと思います。
 
東浜工場 M・U
         草刈り前 ( 種100個 )
          草刈り前 ( 種4個 )
         草刈り中 ( 種100個 )
         草刈り後 (種100個 )

「焼き鳥」

2014-04-01
突然ですが、みなさん焼き鳥は好きですか?
 
今春小学校1年生になる息子に好きな食べ物を聞くと、何の迷いもなく“焼き鳥”と答えます。中でも“豚バラ”が大好物だそうです。一応妻の名誉のために付け加えておきますが、外食や買ってきたものではなく手作りのものが良いようです。普段どちらかといえば小食な彼も“豚バラ”の時だけはご飯が驚くほどすすみます。
 
かくいう私も居酒屋に行ったときは必ずと言っていいほど焼き鳥を頼みます。みなさんもご存じのとおり一口に焼き鳥と言っても、鳥以外にも豚や牛、野菜や魚介類などたくさんの種類があります。また部位によって名称が異なるためメニューを見ただけでは、どんなものが出てくるかわからないこともあります。そんな時はとりあえず頼んでみて料理が出てきたところで、その姿かたちや味から何かを当てながら食べてみるのも楽しいです。
 
もちろん焼き鳥に限ったことではありませんが、店によって味や焼き方も違います。特に焼き鳥は「串打ち三年、焼き一生」と言われており、串に刺す鶏肉が均一に焼けるように刺す技術以上に焼き上げる技術の方が大切だそうです。
 
最近の家庭では男性が料理を担当することも珍しくなく、各地域では教室も開かれています。私は料理どころか台所に立つことすらほとんどありませんが、次回自宅で焼き鳥を作る時は串打ちの修行から始めてみようと思います。
 
・・・ちなみに息子に2番目に好きな食べ物はと尋ねると“手羽先”と答えました(*_*)
 
企画部 K・O
TOPへ戻る